虹の橋を渡った子の名前を刻む メモリアルとしてのシェラカップ
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一緒に暮らした子がいなくなったあと、手元に残すものを選ぶのは難しいものです。
写真立てやお骨入れは、どうしても「特別なもの」になります。棚に置いたまま、手に取る機会が少なくなることもあります。
名前を刻んだシェラカップは、少し性格が違います。毎日使える道具のまま、名前がそこにあるという形です。
この記事は、メモリアルとして名入れを考えている方に向けて、決めることを順番に整理したものです。急ぐ必要のある話ではないので、落ち着いて読んでください。
刻印は、消えません
メモリアルとして選ぶときに、いちばん大事なのはここだと思います。
レーザー刻印は、インクでもシールでもありません。金属そのものを加工しています。
- シルバーのカップは、表面を加熱して酸化させ、黒く変色させています
- ブラックのカップは、表面の塗装を削り取って下の地肌を出しています
どちらも「色を乗せている」のではないので、洗剤で洗っても、こすっても、火にかけても落ちません。薄くなることもありません。
素材は18-8ステンレスです。サビにくく、割れません。10年、20年と使っても、刻印はそのまま残ります。
くわしい仕組みは直火とお手入れの記事にも書いています。
何を刻むか
刻印できるのは直径60mmの円の中です(600mlは直径80mm)。手のひらに収まる大きさなので、欲張らないほうがきれいに収まります。
実際によく選ばれる組み合わせは、次のようなものです。
名前だけ
いちばん静かな選択です。文字が大きく入るので、遠目にも読めます。
名前と、いっしょにいた期間
`2012.4.3 - 2026.8.19` のように、うちに来た日と旅立った日を並べる形です。
誕生日ではなく「うちに来た日」にする方も多いです。どちらが正しいということはありません。
名前と、足あと
足あとのマークは、文字テンプレートの中に用意があります。犬・猫・うさぎ・小鳥など、動物のモチーフから選んで名前を入れられます。
写真を使わずに作れるので、「写真を見るのがまだつらい」という場合にも選べます。
写真
その子の写真をそのまま刻印することもできます。ただし刻印は1色の表現なので、写真がそのまま出るわけではありません。 次の節で説明します。
写真を選ぶとき
レーザー刻印は、明るいところと暗いところの差で形をつくります。そのため、写真の選び方で仕上がりがはっきり変わります。
- 顔が大きく写っているものを選ぶ。全身だと、60mmの円の中では顔が小さくなります
- 明るい場所で撮ったものを。暗い写真は、影の部分がつぶれて黒い塊になります
- 背景がシンプルなものを。背景も一緒に刻印されます
- 黒い毛の子は明るい背景、白い毛の子は少し暗い背景で撮ったものが、輪郭がはっきり出ます
古い写真しか残っていない場合もあると思います。紙の写真は、明るい場所で真上からスマホで撮れば使えます。 斜めから撮ると歪むので、そこだけ気をつけてください。
写真の選び方は写真をきれいに刻印するコツにもまとめています。
「写真風」と「線画」
写真からの変換は2通りあります。
- 写真風 … 細かい点の密度で濃淡を出します。毛並みや表情の陰影が残ります
- 線画 … 輪郭だけを線にします。やわらかい、イラストのような雰囲気になります
どちらがいいかは、写真と、受け取る気持ちによります。画面上で切り替えて見比べられるので、実際に見てから決めてください。
「写真風」はモノトーンの濃淡になるので、写真そのものの印象とは変わります。 ここは事前に知っておいたほうがいいところです。
シルバーとブラック
シルバー はステンレスの地肌で、刻印は黒〜やや茶色に入ります。落ち着いた見え方です。
ブラック は塗装で、刻印は銀色〜うっすら金色に浮かび上がります。コントラストが強く、はっきり見えます。
実物の見え方はトップページの刻印サンプルに両方の写真があります。画面の色と実物は完全には一致しないので、ここで見比べてから決めるのが確実です。
なおブラックは塗装なので、空焚きすると塗装が傷みます。 火にかける使い方を考えているならシルバーのほうが安心です。
家族の分もつくるとき
同じデザインで複数作る場合、2個目から800円引きになります。5個以上なら1,100円引きです。
- 自分の分と、実家の分
- きょうだいで1つずつ
- お世話になった動物病院やトリマーさんへ
同じ子の名前を入れたカップを分けて持つ、という作り方ができます。割引はサイズや色をまたいでも合計個数で計算されるので、シルバーとブラックを混ぜても構いません。
注文前に、必ず画面で確認してください
名入れ品のため、ご注文後の変更・キャンセルはお受けできません。
その代わり、シミュレーション画面で仕上がりを見てから注文できます。無料ですし、注文しなくても何度でも試せます。
- 名前のつづり
- 日付の数字
- 写真の明るさと大きさ
- 刻印の位置
とくに名前のつづりと日付は、実物が届いてからでは直せません。画面上で何度か確認してから進めてください。
急がなくて大丈夫です
最後に、これだけは書いておきたいと思います。
メモリアルグッズには「四十九日まで」のような期限はありません。気持ちが落ち着いてから作る方もいますし、何年も経ってから作る方もいます。
シミュレーション画面は、注文しなくても自由に使えます。名前を打ち込んでみて、それを見るのがまだつらければ、そこで閉じて構いません。
作ると決めたときに、こちらから進めてください。
判断に迷う写真があれば、お問い合わせから送っていただければ、刻印に向くかどうかこちらで見てお返事します。