柴犬のイラストを内側の底に刻印したブラックのシェラカップ

シェラカップに名入れ・刻印する方法 自作とオーダーを比較

シェラカップに名前やロゴを入れたいとき、方法は大きく「自分で刻印する」か「お店に注文する」かの2つです。

結論から言うと、

  • 道具を持っていて、手作りの風合いも楽しみたい → 自作も十分な選択肢です
  • 写真やロゴを細部まで再現したい、贈り物なので失敗したくない → 注文のほうが仕上がりが安定します

この記事では、自作の代表的な方法と注意点、注文した場合との違いを順番に整理します。

シェラカップに名入れ・刻印する主な方法

まずは全体像です。どの方法にも向き・不向きがあります。

方法 表現しやすいもの 手間 仕上がりの傾向
打刻(刻印ポンチ) アルファベット・数字 少なめ 文字がくっきり凹む。位置ずれ・曲がりが出やすい
電動彫刻ペン・リューター 手書き文字・簡単な絵 手書きの味が出る。線の太さや深さがそろいにくい
電解エッチング マスキングで作った文字・図柄 多め 型しだいで細かい形も可能。準備に手間がかかる
家庭用レーザー加工機 文字・ロゴ・イラスト 多め(機材の準備) 機種と設定しだい。ステンレスに向かない機種もある
お店に注文 文字・ロゴ・イラスト・写真 少ない お店の設備で行うため安定しやすい。デザインの制約はお店ごと

自作で刻印する方法

ここからは、自作の方法を一つずつ見ていきます。どれも一般的なやり方の紹介なので、実際に作業するときは使う道具の取扱説明書を必ず確認してください。

打刻(刻印ポンチ)で文字を入れる

金属用の刻印ポンチ(1文字ずつの棒状の型)をハンマーで打ち、文字を凹ませる方法です。

手順の流れ

  1. 入れる位置に、マスキングテープなどで目印を付ける
  2. カップの下に、硬くて安定した当て台を置く
  3. ポンチを垂直に当て、ハンマーで打つ
  4. 1文字ずつ位置を合わせて繰り返す

向いている人:イニシャルや短い名前を、道具っぽい雰囲気で入れたい人。

注意点

  • ステンレスは硬いため、力が足りないと浅く、強すぎるとカップが変形することがあります
  • シェラカップの底は平らな面が限られ、内側は周囲が立ち上がっているので、狙った位置に打ちにくいです
  • 一度打った文字は消せません。端材などで練習してからがおすすめです

電動彫刻ペン・リューターで彫る

先端のビットで表面を削り、文字や絵を描くように彫る方法です。

手順の流れ

  1. 油性ペンなどで下書きをする
  2. カップが動かないように固定する
  3. 下書きをなぞるように、少しずつ削る
  4. 削りカスをよく洗い流す

向いている人:手書きの文字やラフなイラストで、手作り感を出したい人。

注意点

  • 手で動かすため、線の太さや深さをそろえるのは慣れが必要です
  • 金属の細かい粉が出るので、保護メガネやマスクを使いましょう
  • ブラックのように塗装されたカップは、削った周囲の塗装が欠けることがあります

電解エッチングで模様を付ける

文字や図柄の部分だけを露出させるようにマスキングし、電気を流して表面を変化させる方法です。型をていねいに作れば、細かい形も表現できます。

手順の流れ

  1. カッティングシートなどで、文字の部分を切り抜いたマスクを作る
  2. カップに貼り、すき間ができないように密着させる
  3. 電解液と電源を使い、露出部分に通電する
  4. マスクをはがし、よく洗う

向いている人:工作が好きで、準備に時間をかけられる人。

注意点

  • 電源や液の扱いを誤るとやけどや事故につながります。使う材料の説明に従い、換気のよい場所で作業してください
  • 作業中にガスが発生する場合があります
  • 飲み物や食べ物が触れる面なので、作業後は十分に洗浄してください
  • マスクのすき間から液が入ると、にじみの原因になります

家庭用レーザー加工機で刻印する

パソコンで作ったデータどおりに、レーザーで表面を加工する方法です。データを作れば同じデザインを繰り返し再現できます。

注意点

  • レーザーの種類や出力によっては、ステンレスに直接はっきり刻印できない機種があります。購入前に対応素材を確認してください
  • レーザー光は目に危険です。機種に合った保護メガネの使用や、囲いのある環境での作業など、メーカーの安全指示を守ってください
  • 加工時に煙やにおいが出るため、換気が必要です
  • 丸い底の中心に正確に合わせるための位置決めや、出力・速度の試し打ちが必要です

自作するときの安全と失敗しやすいポイント

方法にかかわらず、次の点は共通です。

  • 目と手を守る:保護メガネ・手袋を使い、カップをしっかり固定する
  • 換気する:粉じん・ガス・煙が出る作業は屋外や換気のよい場所で
  • よく洗う:口に触れる道具なので、作業後は削りカスや液を残さない
  • 練習してから本番:刻印はやり直しができません
  • 塗装品は特に慎重に:ブラックなど塗装されたカップは、塗装がはがれやすい

また、写真のように濃淡のある絵柄は、手作業ではほぼ再現できません。写真やこまかいロゴを入れたい場合は、次に紹介する注文を検討すると現実的です。

お店に注文する場合

注文の場合は、デザインを用意して依頼するだけで、刻印作業そのものはお店が行います。

オリシェラでは、商品ページのシミュレーターで画像をアップロードし、位置と大きさを決めて注文します。刻印の仕様は次のとおりです。

項目 内容
カップ KPKシェラカップ(笠原プレス工業・18-8ステンレス)
サイズ 330ml/300ml/600ml
カラー シルバー/ブラック
刻印する場所 内側の底(直径60mm、600mlは直径80mm)
刻印スタイル ロゴ・イラスト/写真風(点の濃淡)/線画
仕上がりの色 シルバーは濃いグレー、ブラックは塗装を削ってシルバーに浮かぶ
価格(税・送料・刻印代込み) 330ml 2,980円(ブラック3,480円)、300ml 3,280円(3,780円)、600ml 3,480円(3,980円)
発送 1〜9個は3営業日以内

注文のよいところは、写真を点の濃淡で表す「写真風」や、輪郭を線にする「線画」など、手作業では難しい表現ができることです。仕上がりのイメージを注文前に画面で確認できるので、「思っていた位置と違った」という失敗も減らせます。

一方で、次のような点は理解しておきましょう。

  • 名入れ商品のため、注文後のキャンセル・返品はできません
  • 線の太さ0.3mm未満、文字の高さ3mm未満は表現しにくくなります
  • 使える画像は、ご自身が権利を持つもの(または権利者の許可を得たもの)に限られます

自作と注文の比較

比べるポイント 自作 注文(オリシェラの場合)
必要なもの 方法に応じた道具・材料・作業場所 画像データとスマホ・パソコン
手間と時間 準備・練習・作業・後片付け 画像の用意と注文操作。発送は1〜9個で3営業日以内
表現できるもの 文字や簡単な図柄が中心 文字・ロゴ・イラスト・写真
仕上がりの安定 腕前と道具しだい 画面で確認したデータどおりにレーザー刻印
やり直し できない(練習で対策) 注文前にシミュレーションで確認
安全面 工具・電気・レーザーへの配慮が必要 作業のリスクはない
楽しさ 作る過程そのものを楽しめる デザインを考える楽しさ

自作は「作る時間」も含めて楽しめるのが魅力です。1個1個の手ざわりの違いを味として楽しめるなら、自作ならではの価値があります。仕上がりの再現性や手軽さを重視するなら、注文が向いています。

名前や日付を入れたいときは「文字を画像にする」

オリシェラのシミュレーターは現在、画像のアップロードのみに対応しており、文字を直接入力する機能はありません。名前や日付を入れたい場合は、文字を画像にしてからアップロードしてください。

スマホでの作り方の例

  1. 白い背景に、黒の太めの文字で名前や日付を書いた画像を作る(写真アプリの編集機能の「マークアップ」でテキストを入れる、無料のデザインアプリを使う、など)
  2. 文字の周りの余白を切り取って保存する
  3. シミュレーターにアップロードし、刻印スタイルは「ロゴ・イラスト」を選ぶ
  4. 大きさを調整し、文字が小さくなりすぎていないか確認する

画像を刻印範囲(直径60mm)いっぱいに配置する場合、文字の高さ3mmは画像の幅の約20分の1です。細い書体は線が出にくいので、太めの書体を選びましょう。なお、フォントには利用条件があるものもあるため、使う前に確認してください。

詳しい手順はご利用ガイドにまとめています。

どちらを選ぶか迷ったら

次の質問に「はい」が多いほうを選ぶと、後悔が少なくなります。

自作が向いている

  • 刻印に使える道具をすでに持っている
  • 入れたいのはイニシャルや短い文字だけ
  • 多少のゆがみも手作りの味として楽しめる
  • 作業のための時間と場所がある

注文が向いている

  • 写真やロゴをできるだけ再現したい
  • プレゼントなので失敗したくない
  • 仕上がりを見てから決めたい
  • 家族や仲間の分など、同じデザインを複数個作りたい

まとめ

  • 自作の方法には、打刻・電動彫刻ペン・電解エッチング・家庭用レーザー加工機などがあり、道具と手間、仕上がりがそれぞれ違います
  • 自作は安全対策と練習が欠かせません。刻印はやり直しができない点に注意しましょう
  • 写真やロゴを安定した仕上がりで入れたいなら、注文が現実的です
  • 名前や日付は、文字を画像にしてアップロードすれば刻印できます

オリシェラでは、仕上がりを画面で確かめてから1個から注文できます。まずは商品ページのシミュレーターで、手持ちの画像を置いてみてください。

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